淳史さん(46歳・男性・東京都・小学校教師)への取材インタビューです。
おチャベリアプリのおかげで口下手や人見知りをポジティブに捉えられるようになり、20代の恋人との出会いもゲットした、自称「繊細さん」という淳史さん。あがり症が原因で人付き合いに苦手意識があった淳史さんは、大勢とおしゃべりすることですっかり女性慣れし、モテ期が到来しているそうです。
お話を聞いた人 | |
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プロフィール | 淳史さん(46歳・男性・東京都・小学校教師) |
ビデオ通話アプリの頻度 | 週1~2回 |
時間帯 | 夕方~深夜 |
主な相手 | 若い女性 |
よく使うサイト | おチャベリ |
道具 | iPhoneのみ |
やり方 | 得意な話題を作る、得意になるまで繰り返す |
工夫した点 | 正直になる、弱みを見せる |
おチャベリアプリを始めたきっかけ
――はじめに、淳史さんがビデオ通話アプリを始めたきっかけを教えてください。
お恥ずかしい話、アラフィフにもなって彼女の一人もいなかったので、ふと寂しい夜に、スマホを開いて勢いで使ってみたのが始まりです。ビデオ通話アプリというものがあるのは知っていましたが、まさか自分が課金してまで使うとは思ってもみませんでしたよ。
――ビデオ通話アプリを使ったことがなかった一方で、マッチングアプリはヘビーユーザーだとお聞きしました。
はい。昔から、TinderやOmiaiなどのいわゆるマッチングアプリで、恋人探しはしていました。私もいい年なので、そろそろ結婚も考えたいですから。
――マッチングアプリに挑戦された成果はいかがでしたか。
簡単ではありませんが、マッチングすることはありますし、デートも何度もしました。でも、2回目のデートに繋がらないんですよね。正直、その理由は自分でもよく分かっていて、会話が続かないこと、話が弾まないことが、相手にストレスを与えてしまっているからだと思っています。
――前情報として、ご自身を極度の口下手とお話されていました。
昔から、口下手なのは自覚していました。特に、女性を前にするとなにも考えられず、頭が真っ白になってしまいますから。人前でしゃべるのも苦手で、見られていると感じるだけで緊張してしまいます。
――対面デートでは緊張されるのに、ビデオ通話アプリだと大丈夫でしたか。
いいえ。ビデオ通話でも緊張しましたよ。相手はみんなお綺麗な方で、しかも、年齢も20歳近く離れた若い女性ばかりでしたから。
――ビデオ通話での緊張は、どのように克服されましたか。
回数を重ねていくうちに、徐々に、自分が口下手だと思い込んでしまうネガティブ思考が変わっていったイメージです。なにかのきっかけで、急に根暗な性格が変わったわけではありません。
――ちなみに、お使いのビデオ通話アプリとして、「おチャベリ」の名前を挙げられましたが、数あるアプリの中からなぜそれを選んだのですか。
深い理由はありません。ただ、運営会社の情報などがしっかり書かれていたので、信用できました。
――昔から、女性との会話に苦手意識を感じられていたそうですね。
恋愛に限らず、女性との距離感に、繊細すぎる体質だと気付いていました。幼少期から、なんとなく社会の中に生きづらさのようなものを感じていましたから。昔は、自分が悪いと思っていましたが、それも個性の一つなのだと思えるようになったのは最近です。
――確かに、女性とどう接したらいいか分からない、距離感を掴めない、というようなタイプの人も、誰かと話したい、異性の友達が欲しいという悩みを抱えているそうです。
全ての人に当てはまるかどうかは分かりませんが、ビデオ通話で誰かと繋がることは、一つの解消法になると私は信じています。
おチャベリで出会いをゲットした流れ
――おチャベリで口下手を乗り越えて、出会いをゲットするまでの流れを教えてください。
おチャベリの中では、とにかく、女性との会話に慣れることに集中しました。お恥ずかしい話、20代の若い女性とお近づきになりたいと憧れていたのですが、いざビデオ通話で対面すると、最初は緊張してなにも話せませんでした。
――どうやって、その緊張を克服したのですか。
回数を重ねていくうちに、徐々に克服していったイメージです。但し、予想外だったのは、おチャベリでお話をした女性の多くが、とても積極的で、会話の主導権を握ってくださったことです。
――積極的に話題を提供してくれたのですね。
そうです。もちろん、おチャベリなどの有料のビデオ通話アプリは、男性が課金したポイントの一部が、女性側にお小遣いとして還元されていることは知っています。だから、女性たちは会話に積極的なのだと思います。でも、そのおかげで、人見知りであがり症の私でも、リラックスして若い女性と話せました。
――確かに、男性との会話に慣れている人と通話する方が、会話が途切れることなく、自然体でいられるかもしれませんね。
それはあると思います。
――おチャベリで、女性との会話を練習してから、マッチングアプリの成果は変わりましたか。
見違えるほど変わりました。以前は、女性と2人きりの食事が苦手で、話題もすぐ尽きてしまって緊張していましたが、アプリで練習するようになってからは、話題が途切れることなく、2時間ほどのデートを楽にこなせるようになりました。そのおかげで、2回目以降のデートにも繋がるようになったんですよ。
――それは大きな成果ですね。
アラフィフにもなって、20代の恋人がいると人に言うのは恥ずかしいですが、内心、優越感もあるのが事実です。
無料ビデオ通話アプリは危険
――ちなみに、無料のビデオ通話アプリや、通話相手募集の無料掲示板なども使ってみたそうですね。
はい。無料のアプリも試してみましたが、危険だと思いました。無料アプリは年齢確認なども緩いので、未成年者が混ざっていたり、悪戯や冷やかしも多く、しかも、怪しい勧誘や詐欺もよく見かけます。
――あえて、有料アプリに課金する意義はそこにあるんですね。
もちろん、私も公務員の身なので、コスパがよいに越したことはありません。でも、なんでも無料にこだわると、痛い目に遭うと思いました。
――実際、マルチ商法に引っかかったこともあるそうですね。
それはビデオ通話ではありませんが、ツイッターで通話相手募集をしている女性にDMをしたら、すぐに会いたいと言われて、喫茶店でお茶をしたことがあります。そこで、美容器具の勧誘を受けました。
――無料アプリには、リスクがあるんですね。
無料アプリは絶対にやめた方がいいと思います。
――ちなみに、おチャベリなどのビデオ通話アプリは、今後も続けますか。
はい。純粋に、全く考えの違う異性としゃべることは、自分の視野を広げてくれるからです。実際、女性に対して極度の苦手意識があったのに、デート中にちょっとした冗談も言えるようになったのは、社会との繋がりを持てたからだと思います。異性の友達が欲しい、誰かと話したいという悩みは、我慢せずに行動すれば変化できるものだと思いました。
編集後記
極度の口下手から、女性が苦手だった淳史さん。
おチャベリで出会った女性たちと、対面のコミュニケーションを積み重ねていくことで、苦手意識を克服されたそうです。
しかも、マッチングアプリでの成果という形で、その効果はすぐに表れました。
淳史さんは、「サービスに課金したのではなく、自分を変えてくれた女性たちに課金したと思っています」と仰っていたのが印象的です。
ビデオ通話アプリは、ただの暇つぶしの道具ではなく、人生を変えるツールにもなり得る、ということを証明してくださる体験談でした。
ありがとうございました。
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