明美さん(36歳・女性・神奈川県・OL)への取材インタビューです。
ボイスチャットアプリを通じて、飲み友募集をし、オンライン飲み会で晩酌を楽しむアラフォーOLの明美さん。すっぴんでも気兼ねなく楽しめて、知らない人との一期一会は、新しいオンライン飲み会の楽しみ方だそうです。
お話を聞いた人 | |
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プロフィール | 明美さん(36歳・女性・神奈川県・OL) |
ビデオ通話アプリの頻度 | 月2~3回 |
時間帯 | 夜 |
主な相手 | 性別問わず、お酒好きなら誰でも |
よく使うサイト | ぷるる |
道具 | スマホ、お酒、おつまみ |
やり方 | お酒好きのキャストを探し、メッセージでお誘いする |
工夫した点 | 長電話にならないように、終了時間を決めておく |
ぷるるアプリを選んだきっかけ
――はじめに、明美さんがオンライン飲み会をするようになったきっかけを教えてください。
初めてオンライン飲み会をしたのは、コロナ禍でした。当時、職場へ出社することができなくなり、在宅でリモートワークをすることになったのですが、社員同士の繋がりを保つために、仲のいい社員同士で企画したのが始まりです。
――職場の同僚とのオンライン飲み会は、楽しいという人と、つまらないという人がいます。
一口にオンライン飲み会と言っても、長所と短所があると思います。私にとっては、もともとお酒好きだったので長所の方が多かったですが。
――職場のオンライン飲み会を経験されたこと以外で、今でもオンライン飲みを続けている理由はありますか。
純粋に、誰でもいいから話したい、話を聞いてくれる相手が欲しい、と思うときがあります。簡単に言えば、寂しさ、孤独感ですね。アラフォーで独身ですから。それを埋めてくれる場を、心のどこかで探していたのかもしれません。
――ほかにもきっかけはありましたか。
あとは、ポイ活に興味を持っていたのも理由の一つです。スマホ一つあれば、在宅でも副業できるみたいな話はよく聞きますし、同僚でもやっている人は多いですから。
――最終的に、オンライン飲み会のツールとして、ぷるるアプリを選んだ理由はなんですか。
なにか特別な理由があった訳ではありませんが、アプリストアで検索をして、出てきたのがぷるるでした。
――コロナ後の今も、オンラインの晩酌にハマっていますか。
頻度は高くありませんが、今でもよく楽しんでいます。
実際のオンライン飲み会はこんな感じ
――実際のオンライン飲み会は、どのように相手を募集し、どのような流れで晩酌するのですか。
相手募集は簡単です。ぷるるのようなアプリを使えば、すぐ飲み友は見つかるので。ただ、私の場合は、ビデオ通話アプリではなく、あえてボイスチャットのアプリを選んだのは、すっぴんでも楽しめるからです。カメラで見せ合いをするタイプのアプリだと、部屋や部屋着など、見られることを意識してしまいますから。
――確かに、声だけの通話なら、すっぴんでも気にせず楽しめますね。
リラックスして晩酌するなら、ボイスチャットの方がおすすめです。
――ぷるるアプリで飲み友を募集するときに、なにか工夫されていることはありますか。
基本的、そのときオンラインになっている人の中から、相性のよさそうな人を選びます。あとは、相手のプロフィールをよく読み、雑談を希望している人の方がノリがよい気がします。
――確かに、四柱推命などの占いをしているプロの鑑定士さんを誘っても、困惑されてしまうかもしれません。
逆に、オンライン飲み会や、晩酌できる飲み友を募集しているキャストさんもいますよ。
――飲み友募集も、コツが必要なのですね。
はい。
オンライン飲み会の飲み友募集方法について
――オンライン飲み会の飲み友募集で、なにか工夫されていることはありますか。
先ほどお話したように、基本的にはオンラインで待機している人の中から選びます。オフラインの人にメッセージを送って呼び出すのは、時間がかかりますから。そして、プロフィールを読んで、気が合いそうな人に通話します。基本的に、通話しながらお酒を飲んでもよいか聞くと、ほとんどの人が快諾してくれますよ。
――それでは、オンライン飲み会の最中に、なにか工夫されていることはありますか。
特にありませんが、飲み会をする前に、終了時間を決めるようにしています。それを決めておかないと、だらだら長電話になってしまうので。
――オンライン飲み会の楽しみ方として、ただおしゃべりをする以外に、なにかされていることはありますか。
基本的に、お酒を飲みながらおしゃべりするのがメインです。あとは、よほど気が合う相手なら、晩酌しながらアニメの鑑賞会をしたことはあります。同時鑑賞をしながら、あれこれ言い合うのは、趣味の合う相手との晩酌に最高です。
編集後記
今回は、ぷるるアプリを使ってオンライン飲み会を楽しんでいる、アラフォーOLの明美さんにお話を伺いました。
コロナ禍で始まったオンライン飲み会という習慣は、コロナ後の今も、気軽な晩酌の楽しみ方の一つとして定着したそうです。
特に、職場のオンライン飲み会と違い、顔の見せ合いをする必要のないボイスチャットアプリだから、すっぴんで部屋着のままでも飲めるのがありがたいと話していました。
特に、気心知れた同僚との会話よりも、知らない人との一期一会の飲み会も新鮮で楽しいとのこと。
ビデオ通話アプリやライブ配信アプリのように、見せ合いに特化したアプリにも良さがありますが、見せ合いがないことにも大きなメリットがあり、使い分けがおすすめと仰っていたのが印象的でした。